夜 何年かぶりに 砂浜降り立って みた 友の心を 闇と共に 空 雲がかかって 星も何もみえずに ただ 押し寄せてくる さざ波の音 前 二人遊んだ 浜辺に戻って 今 どんなに辛いか 話し合った 何も 変わっちゃいないことを 確かめたくて ただ 月の明りが 松の影に 夜の海は暗くて とても深そう のみこまれそうなほど 冷たい波が押し寄せる 怖いほどに 夜 夏風が吹く 砂の上に座って 缶 ビール片手に 話し合った 思 い出話に 花が咲き 笑い合い ただ 時折 ため息まじり あたりはもう暗くて 波の音だけ 昔はよく二人で 将来のこと語り合った 無邪気なほど