俯瞰する 混沌の街に 投げ捨てられた時の断片は刹那 消費し 浪費し 使い捨てられていく愚者どもの挽歌 流される血は尽きることを知らず 声は枯れ 言葉は尽きた 薄れゆく記憶の片隅にいつも 僕らは時の何かを知らない 息をしてる僕らはまだ 生かされて 沈む夕景が何故かひどく眩しい いま世界は僕を見た 暴かれた時の傍観者 抗えぬ運命をいつしか 言い訳にすることにも 慣れてしまったんだ 何も生まず 何も与えず 意味のない争いに満身創痍 苦しみの果てに何があるかなんて 知らない それでもいい このまま行くさ 今 果てない夢を見た 勇敢な永遠の冒険者 美しいものばかりではない 信じることに疲れたとしても 朽ちてゆく運命の僕たちが 今ここに生きる意味とはなんだ 抗えぬ運命だとしても 共に立ち向かうために僕ら 出会ったんだ 何もかもいつかは 消えてしまうんだね 憎しみも奇跡も消えてしまうんだね それでも生きていたいと願う 風の中に燈火を掲げ 美しいものばかりではない 信じることに疲れたとしても 朽ちていく運命の僕たちが 今ここに生きる意味とはなんだ 抗えぬ運命だとしても 共に立ち向かうために僕ら 出会ったんだ