神様が死んだ朝に 雨はまだ降り続いて 名もなき僕らの歌を 洗い流していく 美しいものがいつでも 正しいわけじゃないけど 愛や平和や未来も 信じてみたい 涙の後に見た空は いつもより透き通っていた 生きる意味を探す僕たちが また生きたいと藻掻いている 正体のわからない怪物に 今立ち向かっていくように くだらない感情論に すがってただ自我を殺した 正しく生きていけるような 気がしたからさ あさはかな偽善を掲げて 命の価値を比べては 自慢げな顔で歩く奴らばかりさ 全部が幸せになんてなれない 世界だって 生きる意味を探す僕たちが まだ生きたいと藻掻いている 曖昧で儚く美しい その命を燃やしている ここよりも深い闇の底にも どんな所だって希望はあるさ 僕等が見つけられるかどうかだ 振り返るのは終わりにしよう 過去には何も残されてないし 問題はいつも 未来だ 終わらない絶望も悲しみも 個の深い闇の底に かすかな明かりを灯したい 僕はどうして 君に巡り逢えたんだろう その理由を知るためだけに 生きてみるのも悪くはない まだここで