葡萄糖に打ちつけた頭が まだ少し痛む アルミから首筋へと 冷気が伝わっていく あの日夢に見た景色が モノクロに映し出される夜に 忘れてたあの色がやけに淡く輝いて 虚な影を落とす 白い濃霧が立ち込める 暗く底の見えない 濃霧が立ち込める 退屈な15度をまた24回繰り返す 逃げ出したい私を 湿った小部屋に閉じ込めた 葡萄糖に打ちつけた頭は まだ少し痛む 無意識に痺れた手が 形を失っていく あの日夢に見た景色が モノクロに映し出される夜に 忘れてたあの色をどうしようもなく 思い描いた あの日夢に見た景色が モノクロにしか見えなくなる夜に 大好きなあの色がやけに淡く輝いて 虚な影を落とす 黒い濃霧が立ち込める 重く横たわる濃霧が立ち込める 葡萄糖に打ちつけた頭がぼんやりと 滲む あの日から少しずつ 視界が狭まっていく…