特別な日のように 煌めく街並 深くついたため息も 消し去るクリスマスソング 夜空に浮かぶ星に 願いを込めたって 届いてくれるのは 口からこぼれる ありふれた言葉たちだけ 「会いたい」なんて冗談でしか 言えない僕をサンタにして 君が笑ってくれればいい 僕を見て笑ってくれたら 肩を寄せ笑い合う 恋人の群れ 君があの中にいたら 隠してイルミネーション いつからこんな風に 胸が苦しいのだろう からかいあう度 近づいた距離で 君だけをずっと見ていた ソリの後ろに君を乗せたら プレゼント置いて出掛けよう 他のサンタがいない街へ 君を連れて行けるのなら 喜ぶ顔 照れる頬 悪戯な声 怒った目も 向けられた先に僕がいたいんだ 「会いたい」なんて冗談にしか 聞こえないかもしれないけど 「会いたい」なんて君にだけしか 言わない僕をサンタにして 君が笑顔でいられる日を ずっと守ってみせるから