夜になるとさ 泣けてくる 君の匂い 薫るのは夜だった 適当なもので埋めようとしても 中々埋まらない かじかんだ右手でいつも持ってた缶 ビール 「そんなことで変わってしまうなら 、 気づかないフリをしていたらいいよ 」 本当だよね 初めて君が 正しいや 未だに君を歌うのが 苦しい 暗闇に消える君が あの日見た映画と重なる ほらね、 ずるい君はいつもタバコの匂い残し て わたしが嫌いなお酒飲み干してた 日常が消えていく いつかは大人になる僕ら その日まで待つから 「もう寂しくない」意味をわかって いて欲しい 誰かの呼ぶ声に気づかずに夏は終わ ってゆくけど ああ 夜は明けていく