<♪> 真夜中のコインランドリー 冷たい雨が窓を叩いて 最後の服を洗い終わったら この街を出て行こう 寝静まった夜更けの通りに ここだけが明かりをつけてた 俺たち二人が初めて逢った夜も まるで灯台の灯のように 北の国で生まれたおまえは 場末のみじめなダンサー ふたつになる子供を 人にあずけたまま この街で二十歳になった 俺といえば昔の つまらない事件を いまだに忘れられずに 逃げるたびに嘘を覚えて その嘘からまた逃げてきた 俺たちは ただの魚さ 河の流れまでは変えられない 流れてゆく海も またひとつだけ だからその日だけが 俺たちのすべて どれくらい二人で働いたら 幸せが買えるだろう 抱かれるたびに 諦めたようにつぶやく お前が愛おしい <♪> 俺たちは ただの魚さ 河の流れまでは変えられない 流れてゆく海も またひとつだけ だからその日だけが 俺たちの すべて 俺たちは ただの魚さ 河の流れまでは変えられない 流れつづけて 生きてゆけるなら お前の言った 幸せも買えるだろう 真夜中のコインランドリー 冷たい雨が窓を叩いて 濡れた心乾かせたら この嫌な街 出てゆこう <♪> --Closing Theme(For Your Love)-- <♪> 夜が今 消えてゆく 都会のこの片隅で 照らす朝陽の前に もう一度 眼を閉じて 昨晩 悲しい夢に うなされた天使達には 明るい光、それだけでいい たとえ幻でも Baby 泣かないで 俺の腕のなかで Baby 泣かないで 笑顔を見せてくれ <♪>