硝子細工 脆く散って僕の心臓へと刺さる その瞬間に温もりは凍えてしまった 想い出はもはや氷花に覆われ 「破壊を繰り返せ」見知らぬ僕が吐いた 口を拭い目が覚める 惨劇の夜は更けゆく 忌むべき魔獣 内に棲み意識を貪る 闇に教唆され倒錯する愛 もう誰も守れない僕なんて必要ない 凍てつく心の中で記憶が薄れていく… ねぇ怖いんだ 本当は何ひとつ忘れたくない 僕だって… 二条の河川は力を得て大海となった 震える手で掴む欠片に力を 止められないのなら僕が止めるしかない スピアの切先よ 氷の牢獄を築け もし戦いに破れれば二度と目覚めはしないだろう 凍てつく心の中で記憶が薄れていく… ねぇ怖いんだ 本当は何ひとつ忘れたくない 僕だって…