あまりに孤独になれすぎて 黙ったままきみを睨んだ 獣のように近寄ってくるすべて 拒んで生きていたんだ なのに懐にふっと温かな火が 点ったんだ いつもきみに縋ってばかり だから今試されてんだろ いつもきみはこの手引いて楽園を 目指した 煩わしいと思うことが 増えたけれども我慢出来る 言葉も慎重に選んでいる たまにもめ事まで発展するが 大抵非は向こう様でちょっとした ディベートゲームさ いつもきみは歌っていた 異国へとぼくを誘った ずっと聴かせて欲しかった 銃声が響いた 壊れたサルのおもちゃカタカタと 鳴っていた もう混ぜてもらえない パレードの夢見てた 機械じみたドライさで延命の審判を 下す 時に獣にも戻る そうしなきゃきみに 追いつけない過酷な世界 いつもきみは何を見てた ぼくの背じゃ届かない彼方 どうして自分じゃなかったんだろ それだけが悔しい いつもきみに縋ってばかり 今もまだ縋ったまんまだ いつもきみはこの手引いて楽園を 目指した 春のコテージで寝てた いっそ最初から夢ならな