窓を開けて思う 「予報なんてあてにならないな」 これが映画なら最悪のシーンを 迎えるのだろう あの日と重なってく 君は何も感じてないかな その時間だけは 遮るものはいらなかった 覆われた街に背を向けながら あの雨の日を思い出していた 8月の雨 君を見てた 眺めていた 届けたかったあの思いは雨の音へ 気持ちが高まってく 吐き捨てるように僕は歌うだけ 思えば思うほど遠くなるような 気がする 8月の雨 君に触れて溢れていく 眠れないから流してくれよ 何もかもを 夕立が降る まだ終わらない このままじゃ終われないんだ 予報が今は外れることを願いながら 8月の雨 君に触れて輝き出す この音だけが思い出させる 連れて行くんだ 8月の雨 覚えててよ 微かな願い こんな雨を君の記憶に刻むように