月夜照らす2人の相対 ノイズ消した男の提言 弱さ突いたあの日を回想 切って 貼ってと 突きつけるは一つの証明 取り憑くヒト2つが対価 金縛りの三角環図 身を攫う 使えない言刃が一臂と打ち 拉がれたまま 夜は慥かに明けていく 『どうして?』 冷たい硬さに塗れ 正当、可とする己 『あぁ、もういいの。こんな世界』 解呪 このまま ぎゅって、持って、ぐっと、刺って 感触が 残った掌 イメージの崩壊が 崩れゆくこの理性 止まらない夢景色 ここで目を醒ます 『夢を見た』 揺れてる世界がぼやけた言葉 離れる背中に罵声を浴びせ あぁ、 ほんといっか答え見つけられぬまま 私 これでいいの、ねぇ? 答えてよ 裂いた時雨 背に暗転 還す時の波 鐘声 あの日2人並び笑い合った夢の淵 まだ交錯する先ずっと ただ蕭索としてた風景 返す踵の音溶けた事を知覚して また右側捻転這いつくばって 片色寄っちゃって 寄せんな黒側一点つまらぬ叫びが 木霊して痛快 片側だけ寄っちゃった また片色寄っちゃった 押して引いて揺れて崩れ落ちた 『始めから。』 月夜照らす2人の相対 ノイズ消した男の提言 弱さ突いたあの日を回想 切って 貼ってと 突きつけるは一つの証明 取り憑くヒト2つが対価 金縛りの三角環図 身を攫う
