なんとなく春 感じたのだ 感じるのだ 晴れのち曇り 君といれば なんとなく春、なんとなく春 てとてと、手と手とを 言い出せない言葉は ありふれた字面に落とさぬ様に メロディ落とし込み 風吹けば、春だろう なんとなく春を感じては 月をまたぎ風が吹くよ 晴れのち曇り げんげのあぜみちに あなたは立ち 風が吹くよ 私は知らずに笑うのだ あらん限りのあらん限りを 君に尽くせるように 産まれ持ったものはとぼしく 春風を愛でたなら なんとなく春感じたのは感じるのは 風のようさ あなたはいないよ あなた、もういないけど 風吹けば 春だろう