長く続いた雨のせいかな 見上げた陽のない空 遠くで聞こえた声は 気まぐれ9月の風に消える 涙雨に打たれて 消えかかった幻 見慣れた世界に 傘が咲いていく あなたの笑顔も握った手の温もりも 全てが綺麗で忘れられないんだ 「未来を信じて」と言えなかった僕 は弱虫だ ああ 伝えたかったのに 初めて見せてくれた 世界の色が変わってく 記憶を辿れば 嘘か分からないから 1秒前に1日前にあの日までに戻れ たら 僕はいつまでこうしているんだろう 遠い空の下 息を殺して夜が明けるのを待った 遠い空の下 息を殺してあなたを忘れようとした あなたの笑顔も握った手の温もりも 全てが綺麗で忘れられないんだ 「未来を信じて」と言えなかった僕 は弱虫だ ああ 伝えたかったのに