空から落ちて来る 得体の知れない狂気は 45度の角度で 放り出してやれ 背後から付けて来る 陰険な影達は 路地を抜けた場所で 走って振り切れ 滑走路に立っている 翼は持ってない 雨ならザーッと降って来い 風ならドンと吹いて来い 前にも後ろにも どうせ何にも無いから 両手を広げて 飛べるつもりになって 一瞬よぎる恐怖と 踏み出す勇気 滑走路に立っている 翼は持ってない この淋しさが生きてる証さ 震える足元が生きてる証さ <♪> 時間は訪れて 今一度息を飲んで 見送る言葉など もう必要無いはず 死ぬ気で走り出して 駄目ならそれまでだ 死んでいるみたいに 生きていたくはないから 滑走路に立っている 翼は持ってない 滑走路に立っている 翼は持ってない