♪ 雨の音が窓叩く ベッドの中で聞いた いつか借りたMDを ローテーションしてみても 君が口づさんでいた 曲名思い出せない 「晴れた日に 雨なんて不思議だよね」 短いフレーズ(笑いながら君が) リフレインしかけたのに (涙こぼす瞬間) 夕立ちにまぎれて (僕たちはかくれて) 思い出せない(つぶやく)メロディ 退屈な毎日 繰り返して夏が来て こぼれた涙と 本音を隠して いつからか僕ら 忘れてしまってた一瞬が 晴れた空からふりしきる 蝉の声が空高く バス停で見上げてた 風に吹かれて輝く 日差しの向こうの記憶 公園の大きな木で 雨宿りしていた君 逃げてきた 僕はずぶ濡れだったね 困り顔二人で曇り空見ながら耳を 澄ませていた 忘れられないメロディ 駆け抜けた毎日追いつけない夏が 来て 夏が終わって手を降って分かれる 「来年もきっと遊ぼうね」 叫ぶ一瞬に 笑顔に涙 浮かべていた 長い季節が過ぎてゆく時を忘れて 遊んだね そこにゆけば君がいた 約束のない永遠の中 いくつもの物語が溢れてくるよ 厚い雲が切れて 太陽が眩しくて 振り向く君に初めて恋した 踏み出せず毎日過ぎ去ってく夏が 来て あの日みたいに笑顔になれたなら 繰り返すメロディ追い越して走った 一瞬に 晴れた空から雨が降る 不思議だね