ずっとこれ

歌詞

思えば幼少から"出来の悪い" を体現していたやつだった 何をするにしろ 人に迷惑をかけなきゃ生きられない 友達が欲しいから 音楽の授業で中途半端な腕の ギター披露して 虚しくなったことを覚えている 「未来の僕はどうでしょうか?」 「…ごめんね、 そっちの方がマシです」 頼むから何か報いてくれ 明日を待ち遠しくさせて? 「案外、 人生そんな悪かあないかな!」って 思わせてくれるような何かが ただただ見たいだけ… 僕、まだまだ生きたいだけ! 一刻も早く誰か救ってくれなきゃ このままじゃ僕は死んでしまう、 ぜ? 生きることが、とかじゃなく まともになる努力が面倒なので 周りのせいだ、と 幼い自意識だけ書き連ねている 来世はもうどうでもよくて、 今世の僕をなんとかしてよ! ・しれっと誰かを好きになって ・新しい服なんか買って ・「これが僕の生まれてきた意味 なんだろう!って勘違いする」 間も無いのに 日々を無駄撃ちして 残弾ももう尽きてきて 薄汚れた都会の空の青でさえ 今の僕の何倍は綺麗だぜ わからないだろうけど… 結局前向きな歌が愛されて それが誰かの希望になって 一方で僕はこれを歌って わからないぜ、もう、わからないぜ 生きたいとか生きれないとか 考えるうちに朝が来て… 「なんだ、全部… 全部悪い夢だったんだ!」と 安堵のため息をつく日は まだ遠いみたいで そんなことを空に描いて 空虚な僕だけが溢れ返る部屋で このままじゃ誰か死んでしまうぜ? はずなのに…