浮遊感ちょっとくらいのさ 感覚で息をして生きていたいよ 泣いたり笑ったり それすら疲れちゃうな 気分がちょっと暗いのさ 散歩でもして全部忘れていたいよ 行き当たりばったり 例えばこの世界で 眠らない僕らの 「寂しい」を誰かに 言葉にするだけ ならとうにやっている ねえ僕らはいつから心落ちる方へ? 何になる理由もないのに ねえ夜がさまた夜を繰り返すために 綺麗な月を沈めてしまうのを 今は滑稽と思ってしまうな 傷んだ今日にフライトだ 逃げるようにそっと音の響く方へ 生き方にファンタジーが あってもいいじゃないか 僻んだあいつの態度に NOがない僕らは海月のように 右左半端に静かに浮かんでるだけ 皆が「明日」を泳いでいるのに 僕はまだ 「今日」を流れるように 惰性で泳いでる 何を成し遂げたら明日へ沈むだろう 息を余して眠れぬ夜は 羊に埋もれ溺れるしかなくて ねえ僕らはいつから心落ちる方へ? 何になる理由もないのに ねえ孤独を愛せるほど強くはない 息を吐く暇もないのに ねえだからさ夜はたまに怖くもなる それでも生きてみたいのに ねえ夜がさまた夜を繰り返すために 綺麗な月を沈めてしまうのを 今は滑稽と思ってしまうんだ