禁断の果実が崩れ落ちてゆく 孤独に抗うかのように 体がいつしか憂いを 帯びてゆくくせに 美しく 神はいい加減で 君は追放されたのはいつしか 揺蕩い消えた 忌むわ、運命とは 因果 呪われたのは 追放された己の事か? 血で血を洗うように 嘘を嘘で塗り固めて 地盤は緩み 災いとなり 降り注ぐ 繰り返す あぁ、なんて愚かだろうか?お前は 救いの手を差し伸べるんですか? 光の射す方に 光になってゆく 悲劇はいつしか消費されてゆく 即席の快楽の為に 反吐が出る程に淀みを視ている 「滑稽」と笑って アリア 歌に込めた意味が 救いになる事がいつしか 在るというなら… 幾ら この身が朽ち果てど 泥にまみれようとも 光になる 穢れも知らぬ 宝石は美しさを纏って 悲恋のような 淡い感情になって 繰り返す あぁ、なんて愚かなのか 響く声は鎮魂歌になって 血で血を洗うように 嘘を嘘で塗り固めて 地盤は緩み 災いとなり 降り注ぐ 繰り返す あぁ、なんて愚かだろうか?お前は 救いの手を差し伸べるんですか? 何もかもを捨てて歌って 罪を数えても 弾劾の行方は 答えなど無いんだ 運命さえも 理さえも 罪と罰は交差する 禁断の果実が崩れ落ちてゆく 孤独に抗うかのように 体がいつしか憂いを 帯びてゆくくせに 美しく