真夜中自転車に乗って 今日はどこへいく ただ行くあてなんてなくて 夏を探してた 青春は永遠に続く様に 僕らは毎日を過ごしてた 最終列車に乗って 帰り道 不意にわけなんてなくて 思い出してた 青春は束の間に過ぎさって 僕は今一人歩いてる 朝焼けの色 風の香り 遊んだ公園も あの日のままで いつのまにか 忘れてたんだ 波の音が聴こえる 僕ら一緒に見た 遠い日の夏の空 雲は流れるのに 変わらないと思ってた 下らない馬鹿話も はしゃいだ笑い声も 今は聴こえない 隣にもう君はいないから 交わす 言葉ひとつひとつに意味なんてない だけどいっつも通じ合ってる イメージだ 青春は色褪せずそこにいて 僕ら今それぞれの道の先で 夕焼けの色、影が伸びて、 走った浜辺も、あの日のままで 思い出すんだ 忘れていたもの 波の音が聴こえる 僕ら一緒に見た 遠い日の夏の夜 光が消えるたびに 時よ止まれと願ってた 真剣な眼差しで 夢を語るその声も 今はただ懐かしい あの日の君はいないから 僕ら一緒に見た 遠い日の夏の空 雲は流れるのに 変わらないと思ってた 下らない馬鹿話も はしゃいだ笑い声も 今は聴こえない 隣に君はいない 流れゆく時の中 見上げれば夏の空 いつだってそこにあって 変わってくのは僕らで 目を閉じれば聴こえる 懐かしい日々の声 いつの日か忘れてた 記憶の中今も全部ここにあるよ 明け方ふと思い立って 家をでた ただわけもなく君に 会いたくなってさ 青春は色褪せずそこにいて 僕ら今それぞれの道の先で あの夏の続きを歩いてる