君が綺麗だと褒めた空を 捕まえようと必死に 何千回も手を伸ばしたんだ あれから何年経って空は ぜんぜん知らないフリをして 何万回も僕を見ていたんだ ずっと変わらない場所 変わる境界線と錆びた信号踏切の影 君だけがいない宝探し 地図を持たない僕らは どこへ行くのだろう? 戻らない夏と届かない空 好きな自分に戻りたいだろう? 最高のピース、寝癖の笑い顔 もう何も気にせずに行こうぜ 君が綺麗だと摘んだ花は すぐに枯れてしまった 僕はそれを元の場所に返したんだ あれから何年経ったのだろう ぜんぜん知らないフリをして 何十回もそこを歩いていた ずっと変わらない夏 変わった感情と入道雲と夕立の匂い 君だけがいないかくれんぼ 羽を持たない僕らはここで君を待つ 最後のジャンプ、広い両手 何もその手に要らないだろう? 消えない青といつもの笑い顔 もう何も気にせずに行こうぜ 遠い日々からまたここへおいで 大事なことに気づいたんだろう? 最高のピース、寝癖の笑い顔 もう何も気にせずに行こうぜ 君が綺麗だと褒めた空を 捕まえようと必死に 何千回も手を伸ばしたんだ