一緒に帰ろうか 明日もこの歌が 君に寄り添うように ねぇ 僕ら 見上げてるこの空は 色を変えては 流れてく ねぇ 君が 見つめてるあの空は どんな顔して 何を映して いるんだろう 何故か知りたくて 一緒に帰ろうか 僕に出来る事 ささやかな日々で 抱きしめる事 風に 揺れるような綿毛でも 見逃さずにいよう ねぇ 何を 信じて前を向けば 報われるかな わからなくて 愛しさと 思い出が邪魔をする そんな夜には どうか心 ほどいて ありきたりでも 一緒にいるから 今離れてても あたたかな糸を 手繰り寄せれば 雨に 打たれる程しなやかに 強くやさしくなる 確かな道などないさ 答えなど初めからないよ 呼吸してからでも 少しも遅くなんてない 「ただいま」「おかえり」 それだけでもう 他には何も要らないよ 帰る場所なら ずっとここにあるから ちょっと笑うのに 疲れた時には どうかこの歌を 思い出してよ 今を 分かち合った この時代(とき)を 明日も その先も 「ありきたり」が 消えそうになる 夜も 君とならばきっと 越えて 行けるから 限りある生でも 迷わず歩いて 行ける 同じ空の下 今日も見上げている