僕の中の小さな彼が 描いた景色確かめにゆく oh 褪せた色も 今は懐かしい 指で触れて 白く濁る セピア色に変わってゆく過去も 臆病な彼の切ない気持ちも 此処にある 急いで家を飛び出して 壊れそうに咲くすみれの花思い出す あの場所に駆け出してく 想いのすべて受け止めてみせる どうか 静かに眠って 僕の中の幼き彼は 涙見せず遠くへいった oh 使い古した筆を握って 僕が代わりに泣いてあげたよ 窓を開けて色彩に目を奪われ 文字を指でなぞっては繰り返す 此処にあった 急いで家を飛び出して 震える魂を感じては想わせる あの場所を探してゆく 想いのすべて受け止めてみせる どうか 僕を信じて 十字路 曲がって 迷って 見渡す 景色は 厳しく 見つめて 迫るよ 行かなきゃ 行かなきゃ 声は聴こえてる この道を僕は ただひたすらに 走るんだ あなたが描く景色は 夕焼けに染まる 一輪の花でした いつだって此処にあるよ 想いはずっと 色褪せはしないから 急いで家を飛び出して 震える魂を感じては想わせる あの場所のあの景色を 胸に焼き付けて僕も描くよ ずっと 此処で待ってる