もしも、このまま息を止めてたら 涙も止まるのかな? もしも、全部ウソのままにしたら これも嘘になるかな? ずっと消えない愛も悲しみも 存在しないらしい ずっと消えない想いなら ボクは知っているけれど オレンジ色零れた あの日の坂道 誰かが呼ぶ声がした 笑顔と重なる 君が好きなんて今更 言えやしないけど この気持ちだけは絶対偽らないから 100年後も愛してるなんてベタな台 詞を ポケットに仕舞い 空を見上げた あのね、ボクのココがおかしいんだ どうしようもないくらいに あのね、ケガした訳でも無いのに 涙が止まらなくて いつか大人になるとそんなこと 忘れてしまうらしい いつか見たあの笑顔でも 忘れさせてくれるかな 夜空に瞬く 星屑のサイリウム ほんの少しの奇跡を 明日に祈って 君が好きなんて今更 言えやしないけど この気持ちだけは絶対色褪せないか ら 人と寄り添う事にすら理由をつける ような 弱虫にくれた さよならのキス 悴んだ心という出来損ないの種と子 が ボクの中で根を張り頬を伝って芽を 咲ひらいた きっとこれが 君がもし酷い人なら嫌いになれたの に 君がもし泣いてなかったら忘れられ たのに 言い訳の一つすら まだ言えてないんだから ポケットの中 君が好きなんだからもう そんな体裁も でたらめな悲しみだって必要ないん だ 人と寄り添う事にもし理由をつける なら キスをする為 それで良いんじゃないか