ある日彼女が僕に言った 「あなた優しさが足りないわ」 僕はふざけて言い返した 「地球と君には優しいぞ!」 すると君は呆れながら 「ほらね」と切なく笑ってた いったいこの僕の何が 気に入らないというのだろう? パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン ある日ヤクザのおじさんが 僕に近付きこう言った 「ボウズこれからは真っ直ぐな 人になっていきなさい!」 僕はビビリながら言い返す 「おじさんに言われたくないよ」 するとおじさんは笑いながら 僕にピストルを見せた あぁ、あぁ、 いったいどういう事なんだ!? あぁ、あぁ、 使い方をちょっと考えた 僕はそれを右手に握り 目を瞑り考えてみた 引き金をゆっくりゆっくり 震える指で弾く事を 銃口から流れる風は 僕の心を突き抜けて 生きてる喜びを教えてくれた パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン おじさんはピストルくれた ある日ホームレスのおじさんが 僕に近付きこう言った 「ボウズこれからは身なりを 立派にしなければいけないぞ!」 僕は慌てて言い返した 「おじさんはそれでいいのかよ?」 おじさんは笑いながら言った 「この良さが分からねぇのか!?」 あぁ、あぁ、 言われればそんな気がする あぁ、あぁ、 それに比べてこの僕は 誰かのモノマネのような 生き方はしたくはなかった でも気がつけばいつでも 誰かと比べていたんだ 鏡の中に映る僕は いったい誰なんだろうか? さぁ、なくしたものを取り戻そうか パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン おじさんはパンをくれた あの日ヤクザのおじさんが 教えてくれた大切なこと 真っ直ぐに生きる強さとは 間違いと弱さの中にある あの日ホームレスのおじさんが 教えてくれた大切なこと 流れに逆らう生き方も 結局流れの中にある あの日の君の一言が 今も胸に響いてる 君が望んだ優しさは 冷たさの中にあるものだった 真っ直ぐに生きることが出来ず 流れに逆らうことも出来ず 優しくすることも出来ず 過ちを繰り返す日々よ あの日のピストルとパンを 心に垂直に立てよう さぁ、明日が僕らを待っている あの日のピストルとパンを 心に…心に垂直に立てて 明日が僕らを待っている パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン 今度は僕が伝えよう パンパンパンパンパン パンパンパンパンパン 僕は歌で伝えよう それパンパンパンパンパンパンパン