この両目に映った世界ごと 全てが消えてしまえば 君と過ごしたあの日々のこと 思い出せなくなるのかな? 傷を隠すように僕へ 向けた背中は優しくて 他愛無いあの日々が好きだった。 一体僕らは どれくらいの日々の中 笑い合って泣き合って どれだけ抱き合ったっけ? 一体僕らは どれくらいを信じてた? 言葉にしなくたって それくらいわかってたよね。 いつかこの夢叶ったら 君の元へ向かうよ走ってさ 「もう少しだけ一緒に居れば」 なんて言えなかった僕は。 いつか世界が消えれば この歌も無くなってしまうから そのときはどうか神様 君を思い出して消えるから。 どれだけ君を待っていても いつもの場所に居なくて まだ少し眠たげな世界のこと 目をこすって見渡した 「いつもより空が綺麗だね』 君の口癖がよぎって あの日のこと思い出したんだよ。 一体どれだけ 語り合ったの?もう朝方 薄暗い街を歩き 手を繋ぎ少しだけ遠回り 一体どれだけ 後悔を背負えばいいのかな? なんでもないあの日々が いま僕の宝物で。 いつかこの夢叶ったら 君の元へ向かうよ走ってさ 「もう少しだけ一緒に居れば」 なんて言えなかった僕は。 いつか世界が消えれば この歌も無くなってしまうから そのときはどうか神様 君を思い出して消えるから。