新鮮だった車窓も 帰りにはもう見慣れた と思ってたのに 夕暮れは、街をまた 違った表情に変えていく 今日一日の思い出に浸りながら 僕は外に釘付け 赤く暖かく包まれた街が 今度はだんだん冷えていく 薄暗い空 紺色に染まっていく街 駆け抜ける列車は 僕を乗せて揺れている 楽しかったはずなのに なぜだか少し 泣きたくなるんだ 泣きたくなるんだ 薄暮と涙 眺めてる 街あかり 通り過ぎる 薄暮と涙 眺めてる 街あかり 通り過ぎる 薄暗い空 仄暗い空 薄暗い空 紺色に染まっていく街 駆け抜ける列車は 僕を乗せて揺れている 楽しかったはずなのに なぜだか少し 泣きたくなるんだ 泣きたくなるんだ