夕顔

歌詞

茜色の夕暮れに 紅く染まる夕顔 遠い昔故郷で見た 景色と重なる 繋いだ手を離さないで 飛び出したあの町 小さくなる家の灯り 今は亡き母の涙 たった一度の人生 自分に嘘をつけずに 心と体を抱きしめて かけがえのない 家族になった 夢は幻… 夜に花を咲かせる 匂い立つ夕顔 浴衣の襟足の汗 ぬぐう指先 幸せが隙間から 溢れてたあの頃 目覚めた時 消えてしまう 愛し思い出の日々 たった一度の人生 自分に嘘をつけずに 幼き子供の手を引いて 前だけ向いて 歩き始めた 時は陽炎… やがて幼い子供は母になる 親子が重なる 足元の長い影 たった一度の人生 自分に嘘をつかずに ここまで迷わず生きてきた 笑顔絶やさず 信じた道を 夢は幻… 時は陽炎…