Track by仲嶺 正哉
村里の晩秋の夜明け 君と眺めたしおり峠の雲海 流れ落ちる滝雲 やがては朝日で 儚く消える 想い出も時と共に 流れ落ちる切なさよ 夜もすがら雲の隙間から 星見え隠れ砂浜に君の名を 何度も書いては 打ち寄せる波が 消し去っていく 波止場の海鳥たちよ 口揃え何告げる 人気ない岬の酒場で 椅子にもたれて 海照らす漁り火を ぼんやり見つめて いつしか目頭涙がにじむ 君は今どこにいるの たまらなく会いたいよ