岩肌の二匹の猿 夕日が沈む前に 全ての愛を確かめようと 焦ってるだけ 考えすぎてる少女 ボールが見つかる前に 昨日と今日と憂鬱の訳を 探してるだけ だから死んでる鳥も僕も幻聴も 目指してる感覚を さっきまで読んでない フラニーとゾーイで潰し合う どうしてもと言うのなら 飛んでゆけあの理想郷へ 見え透いてるような冒険 予想が当たる前に いつもの道の知らない穴に 気づいてるだけ すでに冷めきってる天井 僕が腐りきる前に もう一度夢といつかの熱を 歌ってるだけ だから信号無視も君も宗教も 求めてる感覚を いつでもグチョグチョな 頭も空っぽで そろそろ時間だろう 家を出ようあの理想郷へ