二人を包む 涼しい夜風 季節を告げる 緑も揺れる 大切なもの 少しわけあって 月明かり静かに 肩を並べて歩く 二人に帰ろう (君と) 過ごす夏 向こう岸、家の明かり灯りだす 胸の奥、始まりの音が鳴る ただ君と過ごすだけ 忘れられない夏になる 少しずつ願い事 叶ってゆく夜 今日が終わっても また明日も迎えに行くから 二人を照らす 幾千の星 星座を映す 水面も揺れる 変わりゆく街 変わらない場所 月明かり静かに 手と手、繋いで歩く 今はもう、親の言葉懐かしく 手の中に守るものが増えてゆく ただそばにいるだけで 言葉にしなくてもいい うなずいて 手を合わせ 微笑むだけで 夏が終わっても また巡り戻ってくるから 二人を飾る 打ち上げ花火 見上げる夜空 夏夜彩る 故郷の夏 ふと思い出す 月明かり静かに 耳打ちしながら歩く あの日に帰ろう (君と) 過ごす夏 長く冷たい雨 ぼやけて消える足跡 さみしげなその瞳に 傘を指す 虹が出るまで 二人を包む 涼しい夜風 季節を告げる 緑も揺れる 大切なもの 少しわけあって 月明かり静かに 肩を並べて 二人を照らす 幾千の星 星座を映す 水面も揺れる 変わりゆく街 変わらない場所 月明かり静かに 手と手、繋いで 二人を飾る 打ち上げ花火 見上げる夜空 夏夜彩る 故郷の夏 ふと思い出す 月明かり静かに 耳打ちしながら歩く 二人に帰ろう (君と) 過ごす夏