(亀裂 目眩 空虚 夜明け 泪 記憶 廻り 痛み) 不知火 辿る夢夢 瞼の裏 揺れる瞳孔(狂いそうなわたし) 「わたしはわたしか?」 煙に巻く脳裏 背負った咎(憂いを燻る) 不透明な儘今 胸を抉る様だ(蜃気楼 俯瞰 真実) 綻び 縺れ出した(そう 溢れ出したら) 掠れる躰 軋む修羅と(遍くは朧気な予感) 朧気な像は揺れ動く静と動の調べ (隠せない) 醒めぬ白晝夢 幽かに響く 聲を探し彷徨う 救いは無く あなたさえも視えずに(狂い出す) 光の无い孤独でわたしは壊れ落ちて 居るから 嗚呼 又 嘘 有りの儘 踊らされる因果(今 微睡へ)