花ひらく蒼天

歌詞

天にひらける花は 蒼く儚く散りゆく運命（さだめ）を 知り 現実（いま）を見届けるLip-Aura 呪いの花 ゆるむ蕾が薫らせる 幻影（まぼろし）とどければ 追い風は花片を乗せて 楽園に誘う Sefil osnen sep lida ar sefile tam ir. （どうか 私のために泣かないでください） Zelef o nen his i Aura. （花に心はありませんから） わたしにも涙（みず）をください 乾いてゆく このからだ あなたには潤せますか 空に解いてくれますか Ir mir rin sug zai nai ir. （わたしの未来と過去は、 わたしの内側に存在します） Ar mir rin sug zai nai ar. （あなたの未来と 過去はあなたの内側に存在します） Tu o i "sefira". （それが「力」というもの） 時間（とき）を手放す 意思（こえ）が 願いを呟くなら 抱き留めたはずの永遠は 色に呑まれていく "sefira". Tu syow o nen odin i mir io sinal. （これらは、 本当は 未来ではないのかもしれません） Tu syow o i iok chi kiz i sinal ol i "mir". （「未来」 という事実を刻んだ 記憶にすぎないのかもしれません） 踊る少女は軽やかに 未来（きおく）を手繰りよせて 自らが枯らす世界に息吹を重ねる Ir sinal mir wil o his i ten ol eclef. （本当の私の未来は、 おそらく 破滅の先にあるのでしょう） Io i silvecia ol tu ten chi o nen tor li... （この血に囚われず、 私自身にも囚われない、その先の 「楽園」に） わたしにも光（うた）をください すべて失くした心が 最期まで視ていられる夢にも つづきがあるように… Tu sinal o io "Silvecia". （きっとそれが、本当の「楽園」 なのです） Yun, Ir sine jue hay mie "ar". （だからこそ私は、はやく 「あなた」に逢いたいのです） Ir sine jue ar kurr ir i sinal mir. （私に本当の未来をくれるあなたに 会いたいのです） まわる刻の輪 くり返し 終末（おわり）をささやく 大切な あなたのために 記憶（みらい）を示しながら Sefil hay kurr ir "ar”. （はやく「あなた」 を私にください） Ir o dix i on ar ecl ir. （私を壊してくれる日を 待っています） Ir o dix i on ar ecl ir. （私を壊してくれる日を 待っています） dix i on ar ecl. （あなたが壊れてくれる日を心から 待っています） 睡る少女は安らかに 遠い明日えがき 空はいまだ蒼いまま 落日を待ち焦がれる I on ar uraf ar rin "ar" nyus. （あなたがあなたを失い、代わりに 「あなた」を手に入れる日を） Ir o "io ar ek" rin o dix... （私自身もまた、 「あなたの血の中」 で、切望しているのです…）