果てない暗闇(やみ)に包まれ ぼやける視界 耳に響く 世界を閉ざす声音 これが運命? 問に応えるように 握りしめた拳 そう 何度も絶望に呑まれて 傷付きながら棘を払い 此処で戦ってきた いつの日か 崩れる世界が 希望(ひかり)を全て 失くしたとしても 私は恐れない 流した涙と重ねた時を抱えて この足で歩いてゆく 明けない夜は無いと誰かが言った 時と共に傷は癒えてゆくけど 目を閉じれば浮かぶその笑顔 ずっと忘れないよ そう 何度も繰り返す運命に 立ち向かう理由はいつだって 胸(ここ)に積もってゆくの いつの日か 崩れる世界に ただ一人だけ残されようとも 私は恐れない 流れた涙と託された想い抱えて この足で歩いてゆく どんなに重い枷にも 負けない絆があるの いつの日か 崩れる世界の 終わりを描く時が来るのなら 私は迷わず 引き金を引いて 悲しみの鎖を断つ 運命を超えてゆく