凍りつく街角 足跡を残して 降り積もる僕の気持ちも 朝が来れば溶けてほしい ポケットの中 冷たい右手 冬の空気を 右から左へ いつのときでも 背中を向けた 積もる重さに 耐えきれなくなる 刺さる寒さを 誤魔化していた 同じことだけ 繰り返す 凍りつく街角 足跡を残して 降り積もる僕の気持ちも 洗い流してくれないか 逃げ出してため息 片付かないままで 溶け残る僕の心も 朝になれば消えてほしい ポケットの中 つめたい背中 冬の朝日は 目が眩みそうで 乾いた空気 霞んだようだ 白の世界に まだ慣れないまま 降り注ぐ 耳を澄ませて 窓絵から 見えた世界 凍りつく街角 足跡を残して 降り積もる僕の気持ちも 洗い流してくれないか 過ぎていくあなたは 雪と同じように 春が来れば消えるだけの 一時しのぎの愛だから 凍りつく世界に 生き急ぐ人波 降り注ぐ窓の外には いつもと同じ雪化粧 喉元を過ぎれば ありきたりな言葉 きっと春が来れば溶けて 消えるだけの恋心だ 凍りつく街角 足跡を残して 降り積もる僕の気持ちも 洗い流してくれないか 過ぎていく季節は 何もかも同じで 冬のせいにした寒さと 慰めだけの恋心 また雪が降る 雪が降る 白く染まる街並みに 雪が降る 僕の心も 知らずに降るだけ また雪が降る 雪が降る 白く染まる街並みに 雪が降る 僕の心も 知らずに降るだけ