ユビキリ

歌詞

結んだ指と指が 悲しく光を灯す 泣き明かしたあの夜も 遥か遠くに 瞳の中の虚な影 癒えない傷を抱えてる 月明かりが照らした 醜い私が霞む 満開の桜の木の下で 君は何を想うのか 消えた友の名を叫ぶ 心の奥に消せない痕を残す 揺らいだ影と絆 超えられない壁がある 束の間の幸せなど 刹那に消えてゆく それでも救うと誓ったの 震える手を抑えながら 薔薇の花びらが散る 時間はもう戻せない 燦然と輝く太陽が 月の欠片照らし出す 重ねた手のひらを握る 閉じた瞼に見えない炎ゆらり 救えなかった髑髏の数だけ この両手に薔薇の花束を 抱いて泣いて やりきれない想いも 全部全部 叫べ 満開の桜の木の下で 私何を想うんだろう 指先でなぞる運命が 新たな星座 創り上げてく 満天の星空を仰いで きらり涙零れたなら 運命をこの胸に抱いて 固く結ぶユビキリ永遠に交わす 結んだ指と指があなたに夢を託す 変えられない運命もすべて愛して