ハッカの飴を転がしながら 月曜日をゆく 本音の肩を畳んで広げ 器用に息をして デリカシーのない言葉をヒラリ 躱してよろけたが さぁ川を渡ろう 漕げよ、ハレルヤ 両腕広げて誰かの肩にすぐぶつかる 街で 僕らは上手く、 奇跡のように上手く歩いてきたね 渋滞の中Goと Stayを受け入れ続けては 仕方がないと吐いた溜息で 口笛吹いてみる 割り切れはしない小数点をなんとか 寝かしつけ さぁ川を渡ろう 漕げよ、ハレルヤ 窓を開いてベタ凪を扇いでじわじわ 進む 懐かしい歌何度も口ずさみリズムを 刻む 誰の顔も名前も知らないあぁ 君に会いたい もう少しだけどここで 一番時間をかけるのさ ゆっくり渡ろう 漕げよ、ハレルヤ 翼広げてカラスが飛んでゆく、 真昼の月へ 僕らは上手く、 奇跡のように上手く歩いているよ 心開いて結んで閉じて開く 浮き沈む日々でも スロービートでいい、 決して絶やさずにリズムを刻む