懐かしい声 心 誘われて 思い出の道 ドライブしたの Ooh 冬の始まりの潮風 頬をさして痛い あの入江まで 降りてみたけれど 壊れたボートも 無くなっていた ほんの数年前のことなのに 遠い昔みたい 車 替えたね 大人になったね 誘い方もうまくなった 私の瞳 のぞきこんでる顔が 何か言おうとしてるけど あのはにかむような 笑顔にもう会えない 寄せてく波がすべて消し去ったの 戻れないの コートの襟を合わせ直してる さっきより波 高くなった 雪が降ったらいいのに いっそ すべて白く消して 寒くなったね 人恋しいよね 今もひとりでいるけれど 私の横で 前屈みに立ってる 背中は前と同じでも あのぎこちないKISS くれた人はいないの 交わす言葉も 風にまぎれるだけ 消えてくだけ… きっと 私も変わってしまった そうよ 誰のせいじゃないの 膝の破れたジーパンとTシャツで 遊び回った季節にも 終わりがあることに 二人 気づかないまま あの太陽から 一番遠くなった さよならだね もう会わない