りゅうずか楡を這うよお。 這うような目で、実に触れる。 果物を炒る。 おれとおれを分かつ火や、 前傾する木彫りの、 温かく遠い廟の金着した刺毛。 招かれてる‥ 小さく空いた穴え? 迂闊な間え? 歯が蒸れてるね‥ 蕩けつ羽を待つ。 茎に茎に、発光してる 鮮やかな山に続く悪路を、 瓢箪越しに見るの 僕が反り立ち、 木々を削る雫に映り、 青すぎる倉庫、 増殖する鏡裏が崩れていく。 この目の前じゃ素振りは名折れ、 飛び出す! 全力で腕を掴んでて。そうして。 毒や煙や素敵な、 光をそっとくぐって。 叢の奥。 裏返るう。