Track byネオンネウロン
人間を辞めた野次馬の群れが 白昼の路上に横たわる人間を 器用に写真に収めていた 僕は 肺の所見、翼のように。 画竜点睛、目玉商品。 台風に色を塗るように。 その停止した時間が。 いつか詩をやめて かすんだ星を含むように 君が塞いだ唇 ああ、恐ろしくなる ベランダから見える ショッピングモール 仄白く端正な マネキンたち(のっぺらぼう)。 Ye