知らない未来を 知っているように話す君の 赤い笑顔が 眩しい三月の日 張りつめれば つめるほどいい音を 鳴らせる弦みたいに どうでもいい日が蘇る 擦り切れたこの青春は 縫い目が全部 ぐちゃぐちゃで笑えちゃうね なんでもないような日々が 紡いでるのは揺るがない糸 何度も出会う ゴールテープの1つのように 切れてしまうと 思っていた三年 張りつめたら ようやくそこにあると 気付いたのは 明日の隣を考えてみたから 豪華に飾る装丁は 僕らの旅に ちょっと贅沢すぎるね 誰かに話すほどじゃない 物語には 続きがあった 糸電話で伝えたなら お互いきっと 柄じゃない 恥ずかしいね ありきたりすぎる時間が 紡いでるのは途切れない糸 未来まで続いてる糸