凍てつくような寒さに震え 悴(かじか)んだ あなたの心を暖めたい 眠れぬ夜が終わり いつか閉ざされた あなたの世界が雪解ける日まで ひらひら真っ白な 淡雪のように ふわり 解けてしまわないでね 消えないで 今宵は 幾千ノ星が降りしきる夜 あなたと肩を寄せ合い 聖なる鐘の音が鳴り響くまで いつまでも 雪の降る夜 この世は儚く それでも願わせて 冷たい風が吹き その小さな灯が 消えてしまわないように 守りたい 今宵は 幾千ノ星が輝くような 夜明けを待ち続ける 聖なる鐘の音が鳴り響くまで いつまでも 雪の降る夜 はらはら降り注ぐ この雪と共に ずっと 光に満ちた未来(あした)を 待ちながら 今宵は 幾千ノ星が降りしきる夜 あなたと肩を寄せ合い 聖なる鐘の音が鳴り響くまで いつまでも 雪の降る夜