今燦々照らす夜明け 宵の果ての奈落に問う 断ち切れた灯りは白ける 空虚だけが絡み付いては 陽を隠す 僅か残された太陽の 導と己の鼓動を 信じるしかないのさ 木霊する覚悟の声 切り裂いて照らして闇の帳 深い落陽に抗えば堕ちる 逃げ場のない必然 染まり狂うまで ただ淡々光る方へ 欺いて壊して永遠の朧 叫び這い上がる心を灯せ 絶望の淵すら穿つ光を この混沌覚ます夜明け 遠のいた明日の希望 錆び付いた重い鉄鎖 打ち克つしかないのさ 誓断の声あげて 夜もすがら憂う揺らぎを捨てて 願うより一閃軌跡を残せ 幾千と重ねた苦闘の証 まだ淡々光る方へ 切り裂いて照らして闇の帳 二律背反の迷いを壊せ 絶望の淵すら穿つ光を 今燦々照らす夜明け