ひとりの時に思い出すものは たよりなく吹く風の匂い 友だちを待つ改札口の横 冬の日の日向を見つけた 眠れない夜 思い出すものは 聴き覚えあるみじかい歌 大好きな絵本 最後のページに 落書きして後で泣いたこと 遠い 遠い 遠すぎて 決して戻れない日々 でも気持ちは私のなかに残ってる あの日感じた想い あの時おぼえた戸惑いも 晴れた日の朝 思い描くのは 見たこともない未来の鳥 季節もなくて サヨナラもなくて 響きあう 真っ白な世界へ 淡い 淡い 淡すぎて かたちも見えない明日 でも願いが私のなかに生まれてる たった今感じた想い いつしか出会える 自分の風 やさしい人でありたい 夢見る子供のように 自由なままでいたい あなたを愛したい この世生きぬくもの全てが 変わり続けて行くのなら あの日感じた想い 忘れないでいて ずっと 見えない明日 だけど願いが私のどこかで息をする たった今感じた想い いつしか出会える 自分の風