赤い炎が道を染める あなたの笑顔が 浮かんで消える 自転車通学のとき 日に日に増える彼岸花 驚いた記憶が よみがえる 彼岸花 春には咲かない 彼岸花 秋だけに咲く あなたの声が もう聞こえない 赤い絨毯 土手で広がる 手の温もりが 記憶に残る 自転車通学のとき 一輪だけの白い彼岸花 儚くて正気を失った 彼岸花 春には咲かない 彼岸花 秋だけに咲く あなたの声が かすんでいく 自転車通学のとき 日に日に増える彼岸花 怖かった記憶が よみがえる 彼岸花 春には咲かない 彼岸花 秋だけに咲く あなたの声が もう聞こえない あなたの声が もう聞こえない