とめどない週末のざわめき あてもなく流れて わけもなく急いだ 見慣れた改札の向こうが 手を振った記憶を 飲み込んで滲んだ またひとり いつも通り ねえ消えてよ 悲しみが温もりが栞みたいに あなたとの思い出に挟まったままだ この道歩く横顔を今年も 見れるような 気がしていた さりげなく読み返した日々に チルドされた軌跡 途切れたままの通知 イカれたままならない世界で ふざけあった時間に 救われたりもしてんだ またひとり いつも通り 当然みたいに今日が終わる 夜の香りで胸の奥が狭まる ふと赤になって きっと行きたい場所なんてないこと 思い出した 悲しみが温もりが栞みたいに あなたとの思い出に挟まったままで この道歩く横顔が今笑ったような 気がしたんだ