「ねえいつまでも繋いでてね、 それだけでいいから」 思い出ばかり場所をとって 邪魔くさい頭の中 喧嘩すればいつも僕が謝った 通り雨のよう 気まぐれで泣き虫なその表情 のひとつひとつ愛おしくて 今になって苦しくなって自分勝手 ずるいよな もう遅いかな 遅いよな そんなことわかってる 君の笑顔ひとつ守れずに たったひとつの約束も守れずに そろそろもう言わなきゃ さよなら 歌にもならないような日々に 「それがいい」って隣にいてくれた そろそろもう行かなきゃ 手を振った最後の姿消えないや またもう一回は喉まで来て 飲み込んだけど 失って気付いた的な ありきたりなあの日々に こんなにも救われていたんだよ なんて今更か 「それじゃね、いつかね」 嘘のないその声 繰り返して それはそうと乗り込む小田急 じゃあね、どうか元気で 君の笑顔ひとつ守れずに たったひとつの約束を守れずに そろそろもう言わなきゃ さよなら 歌にもならないような日々に 「それがいい」って隣にいてくれた そろそろもう行かなきゃ ありがとう 触れた髪に光る 夕暮れの色を何故か想う 忘れた頃に痛む ねえ今宵どこで誰を想う また不意に