電車は走る そう、いつものように 仕事帰りの疲れた大人達 はやく、はやく 家に着きたいわけじゃない ひとり、ひとり 本当は好きじゃないわ だけど、だけど 誘われるがままに ゲームみたいな恋はできなくて できるだけ そう できるだけ あなたに似てる誰かを いつもさがしてた あれほど憎んでたはずなのに どこかで想ってた 忘れることなんてできないよ ほほえみ方も あいづちも あなたに似てる 誰かをいつもさがしてた あれほど憎んでたはずなのに 今でも想ってる 紅茶のにおい 胸に吸い込んだら ひとり静かな週末の始まり もしも、もしも こんな私を見たならば きっと、きっと 大きな声で叱るでしょう だけど、だけど あの時以上に 心をささげる恋はできなくて できるだけ そう できるだけ あなたに似てる誰かを いつもさがしてた あれほど憎んでたはずなのに どこかで想ってた 忘れることなんてできないよ かすれた声も 手のひらも あなたに似てる 誰かをいつもさがしてた あれほど憎んでたはずなのに 今でも想ってる 忘れることなんてできない