途方もなく続く 平和で退屈な今日が 永遠になれば このまま月は沈まずに 南の空で輝き続けるのに お酒は飲めないから 缶ジュース買って帰ろう やけにうるさい飲み屋街を 避けて路地裏へ 好きな話は尽きないけど もう帰らなきゃ 明日も早いから 気づけば季節は冬になり 年の瀬 生き急ぐ人ばかり 来年もまた会えるかなんて 約束はできないでしょう? 冷たい夜風が通り抜ける この道も永遠になれば 明日は来ないまま 夜のまま 手を繋いでいられるのに 言葉足らずの僕を優しく包むように 絶えずリピートしてるんだ 君の好きな歌 季節は流れる 君も大人になる いつかは会えなくなる なんて寂しいな 悲しくなるほど月が綺麗だ 記憶の中 刷り込まれてゆく 今日みたいな夜がまた来たら 何年何十年経ったって 思い出すんだろう 暗がり街灯が点々と続く 商店街で 君の面影を探してばかりいる 僕を笑ってよ 途方もなく続く 平和で退屈な今日が 永遠になれば このまま月は沈まずに 南の空で輝くのに 夜のまま二人で居られるのに