誰かが口ずさむ 優しいおやすみのメロディ 明日も目が覚めて 貴方が居ますように 永遠てものは 私には少し難しくて 時間はこの手を すり抜けてゆく 眠れない夜も 独りきり堪らず泣いた夜も いつか来る幸せの瞬間に 繋がりますように 私はいつでも 貴方を困らせてばかり どうしてこの手を 離さないで居てくれるの? いつまでも一緒だなんて言わないで 馬鹿な私はどうしようもなく その言葉を 信じてしまうから 眼に映る全てを 疑うことだけ覚えてしまって 汚れてく体じゃ もう触れてはいけないな 「この春が終わっても、 貴方は隣で笑っていてね。」 「それだけでいいの?」 「それだけで、いいよ。」 星屑は音も無く 季節はただ流れるんだ 貴方だけは覚えていてね 私が確かに生きたこと この世界が終わってしまう前に 伝えたい この身体が冷たくなってしまう前に 伝えたい 言えなかった言葉 いつまでも一緒だって 本当は信じたいよ 貴方だけは覚えていてね 私が確かに生きたこと