幼い文字 角張った記憶 作りかけの曲 お米とコーヒー 無くても死なない だけど手放せないもの この特別は誰のものでもなく 珍しく時間に逆らって いつまでも動かざるものだ さぁ 今日はどこから 私を壊そうか 一人立ち尽くした歩道橋 見えた都会は滲んていた 触れない美しさの不敵な笑み 悔しかった 今 同じ場所に立って見渡す 少しは慣れたまばゆさがある ここからまた始めよう 確かにここに生きよう 間延びした朝みたいに 忘れかけたルール 両手に確かめる あの頃好きだった だけど分からないもの いくら遠くへ流れ流されても この手に余るならば捨てて いつまでも途切れないように さぁ 今日はどこから 私を試そうか 意地張って地図も見ず歩いた ただ強くなりたかった ぼやけた輪郭の華やかさを 追いかけた 今なら迷わず踏み出せる 夢見た強さはどこにもない ここからまた始めよう 確かにここに生きよう 本当に欲しいものを この街は見えなくする 変わらず聞こえてる 簡単な言葉に 私を任そうか 一人立ち尽くした歩道橋 見えた都会は滲んていた 触れない美しさの不敵な笑み 悔しかった 今 同じ場所に立って見渡す 少しは慣れたまばゆさがある ここからまた始めよう 確かにここに生きよう